内山高志が3回 オリバー・フローレスにTKO勝 ち||11度目の防衛に成功 

内山高志が3回TKO勝ち

日本歴代単独2位の11度目の防衛に成功 

内山xyz

世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級
タイトルマッチが東京・大田区総合体育館で31日行われ
王者の内山高志が
オリバー・フローレス(ニカラグア)を3回TKOで下し
日本歴代単独2位となる11度目の防衛に成功した

内山高志は来春米国でビッグマッチを行う可能性

世界ボクシング協会(WBA)
スーパーフェザー級王者の内山高志は
「着実に勝ち続け、具志堅用高さんの日本記録の
13防衛を抜きたいです」と熱い思いを語る

日本ボクシング界のエースとされる男も今や36歳
8割超のKO率を誇りに、限界への挑戦を続けている

大みそかに11度目の防衛戦を控える
WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志が
来春米国でビッグマッチを行う可能性が高まった

対戦相手の有力候補となっているのが、27戦無敗で
世界5階級王者ノニト・ドネアをKOして名を上げたウォータース

渡辺会長は、ウォータースが契約する
米プロモート大手トップランク社とすでに交渉に入っているとし
「今回の試合でけがをしなければ、決まるのではないか
可能性は高い」と明言した

内山が希望してきた米国進出

かねてから内山が希望してきた米国進出が現実的になったのは
万全のコンディションにある
11年1月のV3で負傷した右拳は、強打を控えることで
昨年末のV9戦前に回復
また、長年苦しんできた左肘痛も
今年5月に手術を受けたことで痛みが消えた
渡辺会長は
「これまで海外をちゅうちょしていたのはけがの影響
フローレス戦でこれだけ強いんだと証明して
次の話に入りたい態勢は整っている」と説明した

練習を公開した内山も
ウォータースとは対戦を熱望してきた相手とあり
「興味はすごくある」と思いを口にした

内山X

11度目の防衛に成功すれば、日本歴代単独2位となり
具志堅の最多記録へあと2つと迫る
これまで記録への思いは口にする事はなかったが
「10度目をクリアして近いなと思った
ここまで来たからには、という思いはある」と
更新にも意欲を示した
5年連続となる大みそかの大トリで存在感を示し
大勝負実現をアピールしていた

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検診結果両視力とも2・0だった
大みそかのダブル世界戦の予備検診が26日都内で行われ
WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志が
衰え知らずの肉体を披露

挑戦者の同級6位オリバー・フローレス(24=ニカラグア)と
初対面も「特に印象はない
自分のコンディションはいつでも試合できるぐらい良い」と
11度目の防衛戦に向け、貫禄十分

2010年1月の王座を奪取したサルガド戦で92センチだった
胸囲が100センチ、両目視力2・0を記録するなど
36歳となっても衰えは一切ない
在位期間は5年11カ月となり
国内ジム所属の世界王者では歴代最年長

「長いようで短かった
充実した6年だったしまだまだずっと勝っていく」と
さらなる長期政権も約束した

ワタナベジムの渡辺均会長は
「右の拳も左肘も痛みがなくなって初めての試合
次もいい内容で勝ってくれるでしょう
具志堅の記録を抜かせてみせますよ
私自身も楽しみにしている」と期待を込めた

肉体的な不安はないのか

年齢を重ねるとどうしても反射神経が鈍り始め
それが今後課題となると思われる

利き腕の右拳は自身のパンチ力に耐えきれず
3度目の防衛戦では甲を脱臼
今年5月には左ひじの遊離軟骨除去手術を受けている

内山高志は
「目の前の敵を倒すことだけを考えてここまでやってきました
20代のころと比べれば、疲れが取れないこともあります
突然故障するかもしれないし、ガタッと体力が衰えるかもしれない
パフォーマンスが落ちたとか
もう努力できないと感じたときには引退します
でも、好きなボクシングを職業にできたのですから
一日でも長くやりたいと思っています」と語っている

内山は、早くから期待されたボクサーではなかった

辰吉丈一郎に憧れ、ボクシング未経験で強豪
花咲徳栄高校のボクシング部に入部
内山がサンドバックを打つと後に
「ノックアウト・ダイナマイト」と呼ばれることとなる
1年生の内山に向かって、上級生はこう言った
「まあ、普通だな」

さらに、同級生や先輩の動きを見るうちに、
内山本人も気づいた

「『あ、俺はセンスないな。向いてない』って
『何でコイツはこんなうまいんだ。チッ』って
舌打ちしたりしていました。センスある奴が、うらやましかったです」

パンチ力も、センスも平均的
花咲徳栄高校ボクシング部は練習後、
「恐れず、驕(おご)らず、侮(あなど)らず」と
部訓を復唱し、最後に「目指せ日本一!」と言って終わる
しかし、内山にとって、『日本一』という単語は、どこか現実味がなかった

真夏の必死は、秋の番狂わせを生む

大学1年生の11月、全日本選手権2回戦で
内山は同じ大学のエース級の3年生と対戦して勝利

その後、内山はレギュラーに昇格し
大学2年からは全日本候補の合宿に呼ばれるようになった
そして大学4年、ついに全日本選手権で優勝

拓殖大学時代、補欠部員として荷物運び係に甘んじたが
その屈辱をバネに全日本選手権で優勝
卒業後、約2年のサラリーマン生活を経て25歳でデビュー
14戦全勝で世界タイトルを手にしたときは既に30歳に達していた
今年5月に10度目の防衛に成功し
6月にはアメリカの老舗ボクシング専門誌
『リングマガジン』が選定する「パウンド・フォー・パウンド
(全階級を通じての最強選手)」で、10位に入る快挙も成し遂げた

日本人王者ファイトマネーなぜ安いの

V10内山でも2000万円
パッキャオvsメイウェザーの「世紀の一戦」
ペイパービュー(有料番組への課金)の購入も過去最高となり
ファイトマネーは両者を合わせて2億8000万ドル(約336億円)
メイウェザーが216億円、パッキャオは120億円を手にする

ここからルールブックで定められているマネジメント料
33%を引かれたとしても、大金に変わりない

日本はどうか
WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者
内山高志の10度目の防衛戦では
同級7位のジョムトーン・チューワッタナを2ラウンドTKOで下し
V10に成功
当時35歳5カ月の内山は、日本人では最年長世界王座防衛記録となった

あるジム関係者は
「公表はされてないが内山クラスのボクサーが防衛10回目となると
実入りは2000万円前後ではないか」という

70年代のボクシング全盛期は
日本人でも世界王者なら2000万~3000万円の
ファイトマネーは珍しくなかった
94年に初の日本人同士の世界統一戦となった辰吉vs薬師寺戦は
総額3億4000万円
「しかし、それぞれが実際に手にしたのは5000万円と2500万円だった」
(前出関係者)そうだ

ノーギャラで世界戦を戦った日本人挑戦者も

日本も米国と同じようにマネジメント料33%が引かれるとはいえ
詳細はジムによって異なる
日本のジムはマネジャー、プロモーターを兼ねている
選手もジムに依存しているケースが多く
33%以上引かれることも珍しくない

「元WBA世界ライト級王者の小堀祐介は08年に王座に挑戦する際
対戦相手の招聘にカネがかかりすぎてノーギャラで試合をした
プロモーターがあるテレビ局に世界戦を持ちかけたら
『これだけ払ってもらえれば放送してもいい』と
カネを要求されたこともある」と語る(ジム関係者)

ボクシングに関する著書も多いスポーツライターの織田淳太郎氏は

「日本人ボクサーのファイトマネーは
基本的にジムに渡されたチケットの売り上げになる
そこから33%引かれるケースもあるので
売れないと収入どころか身銭を切る者すらいます
世界王者になれば現金プラス、チケットの売り上げです
しかし
チケット営業をジムに任せると手間賃が引かれる
自分で売るから全部チケットの方がいい、という選手の方が多い」

内山もチケットの売り上げ分を足して2000万円がせいぜい
そのチケット代にしても、この日は最も高いSRS席で5万円
ちなみに「世紀の一戦」の特別席は正価で120万円だったという

プロボクサーの給料・年収・収入・ファイトマネー

ボクシングで生活できるのは日本チャンピオン以上」
プロボクサーは、基本的に給料がない
ボクサーとしての収入は、試合をすれば得られるファイトマネーだけ
その試合に勝っても、負けても
契約したファイトマネーの額は変わ変わらない

ファイトマネーで生活ができるのは
日本チャンピオン以上といわれている
日本チャンピオンになると、ファイトマネーが100万円前後に
アップするといわれている

年間4~5試合戦うと
ファイトマネーだけで400〜500万円
所属ジムによっては
そのうちの何割かをジム側に徴収される

恵まれた生活をしたいと思えば
世界チャンピオンになるしかないというのが
ボクシング界の常識といわれている

世界チャンピオンのタイトルマッチになれば
ファイトマネーも1000万円〜5000万円と跳ね上がる
タイトルを防衛して1年間に4試合すれば
ファイトマネーだけで4000万~2億円になる

その何割かを所属ジムに徴収されても
ぜいたくな生活が保障される
さらに、世界チャンピオンともなれば
テレビ番組やイベントへの出演料、CM出演料なども見込まれる

ファイトマネーに1000万円〜5000万円と差があるのは
人気の高さにより
具体的にはタイトルマッチをテレビ放送したときの視聴率で
視聴率が高ければ、それだけスポンサーもたくさんついて
放送権料がアップする
ボクシング興行の収入はテレビの放送権料が中心なので
放送権料が高くなれば、ファイトマネーもアップする訳である

対戦相手のプロフィール

オリバーB

本  名  オリバー・フローレス・ベルムデス
生年月日  1991年8月14日
国  籍  ニカラグア
出生地  ニカラグア-レオン県出身
身  長  170センチメートル
階  級  軽量
スタンス   サウスポー
エイリアス 異名は「トロンビタ(竜巻)
デビュー 2006年11月20日
戦  績  30戦27勝(17KO)1敗2分

獲得タイトル
IBF ラテンアメリカスーパーフェザー級王座
WBC 中央アメリカスーパーフェザー級王座
WBA ボリビア地域スーパーフェザー級王座
ゆったりとした動作から急襲するように
早いパンチを打ち込むスタイル
試合のほとんどをコスタリカのサン・ホセで行っている
マリオ・ペレス戦での負傷判定は
偶然のバッティングによるものとされる

2013年9月21日
WBAボリビア地域スーパーフェザー級王座獲得(のちに返上)
○  9R判定 3-0(89-81、89-81、88-82) マルコス・モヒカ(ニカラグア)
2014年5月2日
○ 10R判定 3-0(96-94、96-94、98-92) モイセス・カストロ(ニカラグア)
201412月20日
○  8R判定 3-0(77-75、77-75、79-73) モイセス・カストロ(ニカラグア)
2015年8月7日
○  5RTKO フリオ・カマノ(パナマ)
201512月31日 対戦予定 内山 高志(ワタナベ)

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