日銀金融政策決定会合に注目!追加緩和実施の可能性 …

量的・質的金融緩和継続

日銀は7日の金融政策決定会合で現行の量的・質的金融緩和の継続を
賛成8人、反対1人の賛成多数で決めた
会合後公表した声明文で景気の現状について

日銀

大企業製造業の景況感が3四半期ぶりに悪化した9月の
全国企業短期経済観測調査(短観)の結果を踏まえ
「企業の業況感は一部にやや慎重な動きもみられるが

総じて良好な水準を維持している」との見方を示した
また、設備投資は「企業収益が明確な改善を続けるなかで
緩やかな増加基調にある」、個人消費は
「雇用・所得環境の改善を背景に底堅く推移している」
公共投資は「高水準ながら緩やかな減少傾向に転じている」との
判断をそれぞれ維持した

前回会合時に言及のなかった企業の業況感について
「一部にやや慎重な動きもみられるが
総じて良好な水準を維持している」との文言を追加

8月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は原油安の影響で
日銀の想定を超える原油安の影響で0%程度が続く見込みで
前年同月比0・1%下落し28カ月ぶりのマイナスとなった

しかし、エネルギーと生鮮食品を除いた物価指数は1・1%と
上昇幅を拡大しており日銀が目指す2%の目標に向かっていると判断した

日銀が金融政策の現状維持決定

日銀B

日銀総裁

同じく前回に判断を引き下げた輸出・生産も
「新興国経済の減速の影響などから
このところ横ばい圏の動きとなっている」との認識を維持
内需についても設備投資を「緩やかな増加基調」
個人消費を「底堅く推移している」などとし
前回会合の判断を踏襲した
海外経済は「新興国が減速しているが
先進国を中心とした緩やかな成長が続いている」とし
前回と同様の見解を示した

10月1日に発表した9月日銀短観の結果を踏まえ
企業の業況感について「一部にやや慎重な動きもみられるが
総じて良好な水準を維持している」との見解を示した

消費者物価は前年比で「ゼロ%程度となっている」とし
先行きも「当面ゼロ%程度で推移する」との見方を維持
予想物価上昇率も「やや長い目でみれば、全体として
上昇しているとみられる」に据え置いた

金融政策運営は、QQEについて「所期の効果を発揮している」とし
2%の物価安定目標の実現を目指して安定・持続に必要な時点まで継続する
その際、経済・物価の上下リスクを点検し
「必要な調整を行う」方針をあらためて示した

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会合では木内登英審議委員が

引き続き現行政策の維持に反対を表明
年間の国債買い入れ額や資金供給量(マネタリーベース)の増加額を
従来の80兆円から45兆円に減額するよう提案したが
反対多数でこれも否決され、市場に供給するお金の量を年間
80兆円のペースで増やす金融緩和策をを継続する事になった

景気の現状判断については

「輸出・生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの
緩やかな回復を続けている」先行きについても
「緩やかな回復を続けていく」との判断を維持した
海外経済についても、「新興国が減速しているが
先進国を中心とした緩やかな成長が続いている」との判断を維持した

輸出や鉱工業生産についても「新興国経済の減速の影響などから
このところ横ばい圏内の動きとなっている」との判断を維持した

黒田日銀総裁の強気発言でかえって追加緩和の思惑が高まる展開に

黒田総裁は会合後の記者会見で、「物価2%の達成時期は2016年度前半
原油価格の動向によって前後」「2%の目標を早期に達成する方針に変わりはない」
「物価の基調は着実に高まっている」とこれまで通りの強気な見解を示した

今日の欧米市場では、日銀による追加金融緩和を期待した円売りが進んだが
日銀の黒田東彦総裁が物価目標の達成などに強気な姿勢を示したことで
かえって今月30日の会合で緩和に踏み切るとの思惑が高まると予想される

ある大手証券の外為ストラテジストは「黒田総裁は、以前にもタカ派的な発言をした後
サプライズ狙いで緩和に踏み切った経緯がある」とし、強気の姿勢は
逆に緩和のサインと受け止める

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日銀は7日の金融政策決定会合で、現行の金融政策の維持を8」対1の賛成多数で決めたが
一部の市場関係者は追加金融緩和を予想していたことから、ドル・円はドルの失望売りが強まり
一時119円77銭まで売られた
ただ、市場では、中国発の金融市場の混乱や原油価格の下落などを踏まえると
日銀が目標としている物価2%上昇は難しいことから、早期の追加金融緩和が必要とみられている

2日に発表された米9月雇用統計が想定外に悪化し、米利上げ観測が急速に後退するなか
欧米市場では日銀の追加金融緩和が注目される公算が大きい
こうした背景から、ドル・円は足元収斂している120円を上放れる可能性がある
今日の欧米市場では今週のレンジ上限である120円50銭台半ばをクリアできるか注目される

[ロイター・毎日新聞・の記事を使用

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