家入レオ2016年は勝負年 自分でもっと切り開いていきたい

家入レオA

2012年「サブリナ」で

「現役高校生シンガー」として華々しく登場
彼女の真っ直ぐな歌声に
多くの人々が驚かされた

その年の12月30日には
「第54回日本レコード大賞最優秀新人賞」を受賞するなど
順調過ぎると思われるスタートを切る

高い歌唱力とメッセージ性の深い歌詞
大人びた雰囲気に力のある瞳
どこかミステリアスな彼女の背景に
一体何が潜んでいるのだろう

モデルプレスのインタビュー等から
”家入レオ”の素顔にせまる

13歳の少女が描いた夢が
鮮烈デビューの現実へ

16歳で単身上京し、17歳でデビュー
当時を振り返ってもらうと「もうひどいですよ(笑)
ひどい、ひどい!」
「凄く尖ってました」と言って笑う

「やっぱり人によって正義感があったりとか
信じるものって違うと思うんですけど
当時はそれを受け入れられるだけのキャパがなかった
勝手に自分で壁を作ってただけなんですけど
周りの人がすごく怖かった
レコード会社のスタッフさん
マネージャーさん
頑張って追い付かなきゃっていう焦りと
上手くできない焦りから、凄く尖ってました」

13歳の頃、尾崎豊の「15の夜」を聴いて
歌手を志した彼女は
驚くほどに行動的な少女だった

多くのアーティストを輩出した
「音楽塾ヴォイス」に通うため

「普通だったらデモテープを送って
審査してもらってからじゃないと
塾に入れないんですけど

『そんなの待ってられない』と思って
『ドンドンドン!』ってドアを叩きました(笑)
『入れて下さーい!』って(笑)」

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この出来事が彼女の“第1歩”となり

ここで才能を見出され、2011年春
本格的なデビューに向け上京を決意する

しかし、すんなり上京…とはいかなかった
彼女の前には
「周囲からの反対」という大きな壁が
立ちはだかったという

「実はデビューが決定していない状態で
上京が決定したんです

当時は、地元の高校に通っていたので
『何で中退してまで行く必要あるの?』って
色んな大人たちから反対されました

でも、今ここで選ばなかったら一生後悔するなって思って
そのときは反対を押し切って飛び込みました
『この後どうしよう』とか
そういうことを一切思わなかったんです」

がむしゃらに飛び込んだ結果
その才能はデビューと同時に世間に認められた

「今だに思います
何で自分だったんだろうって
東京なんて
『すごいなぁ』って思う人ばっかりだから」と

どこか不安気に語るが
それを歌う原動力に変えるのが“家入レオ”

「当時の想いからは未だに脱却できてないけど
だからこそ歌えるんだろうなって思うんです
幸せになるといい歌を歌えなくなるんだろうなって

人が10ある内の8で満たされるところを

私は10ある内の10満たされないと
満たされたって言えないタイプの人間で
欲張りなんですよね、きっと」

そう言って目を細めた

二十歳の誓い「これからの時代を作っていきたい」

人生の節目に立つ彼女は

「これからの時代を作っていきたい」と固く誓う
「デビューしてから一週間しか経ってないねって
言われてもうなずけます」と
怒涛のように過ぎ去った日々を振り返り
「今後も変わらず音楽を届けていきたい
自分の音楽を信じて届ける」と目に炎を宿した

「その悲しみさえ、今は大事にしていきたい」

「前は、頑張ったら絶対答えって出るものだと
思ってたんですよ
だから、答えを出さなかったりとか
曖昧な態度をとることに対して凄く刃向かっていたし
傷つけるようなことをすることもあった

でも『Silly』って曲を作ったときに
ドラマの内容とか人について色々考える機会があって
『頑張っても無理なことってあるんだなぁ』って

初めてグレーゾーンを認めれたんです
人に対して喜怒哀楽を持てるってことは
実はすごく尊いことだな、と分かったんです」

そうやって
「miss you」は完成した

「今までの曲だったら、これは怒りとか
喜びとか喜怒哀楽のどこかに属してたけど

きっぱり決めないことの美しさをはじめて表現しました
この曲を作るとき
一番怖いのって無関心だなって気が付いたんです

その人に何言われても喜ばないし
傷つかないってとても怖いこと
だから
傷つくってことは相手のことを凄く大切に
思ってるってことかなって
その悲しみさえ、今は大事にしていきたい」

「白と黒だけではないこともある」

自分の頭で理解して、受け入れていく柔軟性は
きっと武器になる
これまで以上に開放された彼女の歌は
今まで以上に遠くへ響くだろう

「前に進むっていうことは過去を受け入れるってこと」

「今は20代になった喜びもあるんですけど
やっぱり不安もあって

その上で自分で責任を持たなくちゃいけなくて
でも、それでも希望感の方が強いんです

前に進むっていうことは過去を
受け入れるってことだと思うんです」
その目には、キラキラと輝く未来しか見えていない

『デビューして5年目…新たな一歩を踏み出したい』

2016年第一弾シングルとして
「Hello To The World」が発売された

新しい年にふさわしく
明るくて元気が出る1曲となっている

家入
「新たな一歩を踏み出そう」ということで
今回、多保孝一さんを新たにお迎えして作った曲です
2月でデビュー5年目になるので
新しい自分を音楽にしていけたらいいなと
思いこの曲を作りました

何か心境の変化が

家入
昨年は私自身
すごくいろんなことがありました
よく「アーティストってアルバム3枚作ると
一区切りがつく」みたいなことを言われていて
正直なところ
私もビジョンが見えない時期があったんです
さらに、成人を迎え
大きな節目が同時に来て
「ワクワクするにはどうしたらいいのだろう」と
ずっと考えていました

「新しい風」を吹かせたい、変えたい

家入
「君がくれた夏」(月9ドラマ「恋仲」主題歌)が
自分の予想していないくらい反響が高くて
女性のファンの方が増えたんです
それをキッカケに5年目
「もっといろんな形を展開していきたい」と
思って多保さんにお会いしてお話をさせてもらいました
そしたら本当にフィーリングが合う方で

多保さんはどんな方

家入
ノリで曲を作らない
出たら出っぱなしのメロディーじゃなくて
音楽に対して敬意を払っている方です
そんな姿を拝見したら私
すごく嬉しくなっちゃって多保さんと
スタジオに入ったら1,2時間で
「Hello To The World」のベースが
ほとんど出来上がっちゃったんです

音楽家同士だからこそ
言葉じゃなくて音楽で会話するみたいな部分が

家入
多保さんはすごく癖を見抜くのが早くて
「レオちゃんは鍵盤の隣同士の上下のメロディーを
すぐ使いたがる
それは差別化に繋がらないから一度やめてみよう」とか
すぐ言ってくださって
すごかったですね

多保さんから生まれてくるメロディーが
すごくキラキラしてましたし
あらためて「制作が楽しい」と思えて
「いい風が吹き始めているな」という感覚はありました

『飲みニケーションをよくしています(笑)
そういう場がすごい好き』

明るいメロディと前向きな歌詞の中にも
どこかちょっと“弱い自分”というのも正直に綴られている
それはやはり家入さん自身が感じてきた思いの表現なのか

家入
17歳でデビューさせていただけたことは
本当に恵まれていたし
今でもすごく感謝しているんですけど
当時は17歳じゃ理解するのも難しいくらい
大きなものの中にいて
その中で「結果を出すことができなかったり
流れに乗れなかったらどうしよう」という
不安はすごく感じていました

いつも、もがいていましたね
だけど
どこか他力本願なところがあって

常に羅針盤みたいな人を探していたり
依存しちゃったりとかがすごく強かったな…と
今振り返ってみるとそう思います

どう自分を確立させていったのか

家入
結局、「誰といても、どんなにすごい偉人だと
言われる人の言葉を聞いても
どこにいても
未来に対しての不安が消えないんだったら
自分のフィーリングで生きていた方がいい」と
思ったんです
そういう気持ちになってからは
「責任は全部自分で負っていく」と
覚悟できたというか
もちろんいろんな意見に耳を傾けながらですけどね
そういうリアルタイムな気持ちがすごく
表れている歌詞になっていると思いますね

覚悟が持てたきっかけは

家入
やっぱり二十歳になったからでしょうか
マネージャーさんが変わったり身近なことの
環境の変化もそうですし
あとはお酒の席にも行けるようになったからですかね(笑)

具体的なエピソードは

家入
今まですごく遠いと思っていた大人の方達と
お酒を交えてお話をした時に

「この人は本当に私のことを考えてくれているんだな」とか
仕事の面しか知らなかった大人の
愛情を感じることができて
私のことを信じて待っていてくれる人がいるんだと
いうのがすごく嬉しかったんですよ
そこからですね
大人の熱い想いがすごく
伝わってきて「うん、頑張ろう」って思いました

「飲みニケーションも」よくされる

家入
飲みニケーションしてます(笑)
そういう場がすごい好きなんです
初対面でたくさんの方と飲んだりするのは
結構キツイですけど(笑)
本当に内輪のスタッフさんとか
気心が知れている人が連れてきた
友達とかだったら全然大丈夫ですね

お酒が入ると見えない部分とか本音が出て

家入
そう!見えますよね(笑)
それはあると思います
そしてそれが面白い(笑)

『「嫌い」って言われたら絶対見返してやる!って
思うタイプ(笑)』

家入さんのPVや歌っている姿を見ると
年齢のわりにすごく大人っぽいと思うが
ファンが思っている部分と
「ちょっと違うよ」と感じる部分は

家入
誰もが持っている「人間の明るさと暗さ」が
私の場合はどちらも極端で
どちらかというと暗い部分に
スポットが当たりがちなんですよね
だからデビューしてからの数年は
「可哀想な子」みたいになっていましたね本当に(笑)
実際に会ってみると「あ、違うんですね」って
わかってもらえるんですけど

ファンレターとかにも
「家入さんってアイス以外のもの
食べなさそうですよね」とか書いてあって
どういうことなんだろう!?って思ったり(笑)

普通にパンケーキを食べに行ったりとか
明るい部分もあるんで(笑)
2016年は
もっとパーソナルな部分を
押し出していきたいなとも思っています

Peachy読者には
10代や20代の女の子が多いが
その世代特有の勉強や恋愛
コンプレックスなどに悩んだりすると思うんですが
家入さん自身のコンプレックスは

家入
コンプレックスだらけですね
でも、だからこそ歌えているというのもあります
私もそうでしたけど、小、中、高校生の時って

「みんなと同じであることが正義」みたいなことが
多いじゃないですか
だけど社会に一歩出ると
他と違うことを逆に求められることも多い

だから…流行に乗ることはすごい大事ですけど
本当に自分がやりたいと思っていることがあったら
実現するために動いたほうがいい
集団でいると弱みになっちゃうことも
一人でやっているとすごく強みになったりするから

家入レオ」D

マイナスに思えていたものも
プラスに変える力があれば武器に

家入
言い方次第だと思うんですけど
コンプレックスは逆に多く持っている方が
得だなと思うんです
すごい美人だけど何も印象に残らない人より
個性的な部分があった方がいい
自分で自分を受け入れてあげること
それが絶対自分らしさに繋がると思います

それは結構勇気がいることでは

家入
勇気いりますよね
でも結局仮面を被って誰かとうまくいったとしても
いつかどこかで仮面を外したくなる瞬間が
人間ってくると思うし
だからやっぱり
「自分のままでいるのが一番傷つかない」気がします

それは、今の家入さんにも当てはまる

家入
そうですね。私の場合
こうやって活動していると勝手にシールを
ペタペタ貼られる側なので
最初はすごい怖かったですけど
だいぶ気にならなくなりました

その心の強さをどう保っている

家入
私の場合、逆に燃えちゃうタイプかもしれないです
「家入のこと超キライなんだけど」って言われたら
「絶対見返してやる!」って思うタイプ(笑)
ライブでも
「この人、すごい斜めから見てるな」って思う人が
最後楽しそうにしてくれていたりすると
「繋がれている」って思います
あとはやっぱり音楽が好きだから
頑張れているんだと思います

家入さんの歌を聴いてくれる人の反応が直に伝わる
ライブでは、自分の声が届いていることが
自分自身の勇気や、力になる

家入
かなりしますね
「君がくれた夏」もすごい良い結果を残せたんですけど
単に実績だけ聞いても
正直あんまりピンとくるものがなくて
それよりも学園祭とかで曲フリした時の
歓声だったりとかの方がリアルだったのでやっぱり
ライブはいいなって思いますよね

『私の名前を呼ぶ人がいて、初めて“家入レオ”になれる』

家入さんにとって歌うことは

家入
「家入レオとして存在するためのすごい大事なもの」ですね
今までデビューしてから作ってきた曲
カップリングもアルバム曲も、全部大好きだし
全部愛をこめて作ってこれたなって
そこはすごい自信を持って言えるんです

だけど、過去の作品がどんなに素晴らしくても
今現在の私がちゃんとしたところにいないと
過去の作品を聴いてもらえなくなる

私、曲たちがずっと愛されたいんです
今までの曲たちも聴いてもらうために
今もきちんと頑張る
「私が私であるために歌っている」ということが
大きいかもしれませんね

家入レオで生きるためにはやっぱり
歌ってないと家入レオにはなれないし
私の名前を呼ぶ人がいて初めて家入レオになれるので
やっぱりそういうことのような気がしますね

人としてちゃんとしていることが
音楽にも繋がっていく

家入
本当そうですね
全部音楽に繋がっていきます
恋だったり失恋だったり、友情だったりとか
結局このひとつの体に宿っているものが
全部私の音楽になっています

ひとりの女性としてはどんな女性に

家入
女性としてはカッコイイ女性でありたいですね
ちゃんと自分を持ってる人というか
常にちゃんと信じてるものがある人は
カッコイイなと思います

『2016年は勝負年!自分でもっと切り開いていきたい』

2016年、今年はどう突き進んでいくか

家入
あくまで例えですけど
「今年ちゃんとしたものが得られなかったら
もう辞める」っていうくらいの勢いで
今年は行こうと本当に思っています
毎年音楽に勝負はかけているんですけど
自分でもっと切り開いていくという意味で
勝負年だと思います


☆生年月日:::1994年12月13日
☆出身地 :::久留米市生まれ、福岡市育ち
☆血液型 :::A 型

「今しか感じられないことを大事にしたい」
「その気持ちを伝えたい」という想いの元
その瞬間を永遠に閉じ込めるかのように
紡がれる独特な歌詞世界が特徴
力強い直線的な歌声・その中に潜む切なさ
グルーブ感溢れるサウンドがポイント
百田夏菜子、鈴木愛理は高校時代の同級生である

経歴

幼少時代からピアノを習い
小学校時代に合唱部に所属
音楽や演劇に小さい頃から積極的に触れ
幼いながらも「感情」そのものに敏感に育つ

小さい頃、ふと手にした
フィンランドの写真集を見て
「ああ、この人達とは交わることはないんだろうな」と
切なくなる

家入レオC

小学校の頃から
自分の感情を相手に伝えることが不器用だったことから
詩や沸き起こる感情をノートに書き始める一方
多感な青春期の鬱積から唯一自分を
救ってくれる音楽に傾倒していく

2007年、空虚な日々がこのままずっと
続いていくのかと不安な思いが続く中

YUIの「My Generation」に衝撃を受け
「このままじゃ、絶対にいけない」
「こんな曲を作りたい」と思い

ギターを手に13才で音楽塾ヴォイス福岡校に入塾する

以来70曲以上を書きためてきた
その才能は瞬く間に業界関係者の話題となる

2009年、尾崎豊の「15の夜」を聴き
逃げ場のない苦しみや葛藤を綴った詞に強く共感し
歌の持つ力を確信する

2010年“本当の愛が欲しい”
大人のように我慢することも
子どものように絶叫することもできない

そんな青春期ならではの葛藤や複雑な心境を
爆発させたくて書き始めた「サブリナ」を完成させ
音楽の道で生きていくことを決意

2011年3月26日、単身上京
都内の高校に通う傍ら
制作とライブ活動を本格的にスタート

2011年12月23日
「LAWSON presents MUSIC FOR ALL,
ALL FOR ONE supported by スカパー!」の
オープニングアクトに
デビュー前ながら異例の大抜擢

家入レオが『Nのために』主題歌で見せた決意とは

ベストセラー作家・湊かなえの原作を
2014年10月期にTBS系で
映像化したことで話題を集めたドラマで

『Nのために』は、ある殺人事件の真相をめぐり
“N”のイニシャルを持つ登場人物たちが
交錯すして、繰り広げられる純愛ミステリー

この作品の主題歌に起用され田のが
家入レオの新曲『Silly』
自身8枚目のシングルとなるこの楽曲は
家入自らが原作を読んで書き下したという1曲で
初のバラード・シングル
加えて、2014年12月13日に
20歳を迎える彼女にとって
10代最後のリリース曲となるなど
さまざまなトピックが並ぶ楽曲となった
そんな意気込みもあってか
『Silly』はこれまで、家入が歌ってきた曲とは
明らかに手触りが違っている
例えばこんな歌詞
≪強がり隠した涙の痕に 気づかないそぶり 肌を重ねる夜は≫
≪吐息の隙まで名前を呼ばれ 逢えない日の孤独 掻き消されるんだ≫など、恋愛の情景を連想させる言葉が並び

さまざまな境遇の人々が追い求める「愛」について言及している

“Silly”とは、愚かなという意味合いの言葉
つまり家入は、愛を追い求める行為を
“Silly”と評しながらも
優しく肯定してみせているのである
楽曲制作にあたり
家入は「登場人物なりの愛の表現に共鳴しながら
時には心を痛めながら
原作を読ませて頂いて
愛の姿、について深く考えさせられました」とコメント
二十歳を迎える前に
一辺倒ではない「愛」のあり方を知ったことが
前段で触れた変化へと繋がったようだ
いわば、彼女の成長が如実に表れた楽曲と言える

ドラマ『Nのために』の中でも描かれている様に
10」代から20代へと移行していく期間は
誰の人生においても重要な意味を持つもの
ましてや表現者にとってはなおさらだ

若くして歌手デビューした自身の方向性に対する
迷いもあったのかもしれない
しかし、この楽曲からわかるのは
彼女がはっきりと「大人になること」を選択したということ
迷いは消え、進むべき道が明確に見えているような印象も受ける

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