刑事ドラマのウソホント||刑事は変装する||取調室のかつ丼

上智大学文学部(メディア文化論)の
碓井広義教授は

 

出典:ポストセブン

 

 

 

近年の刑事ドラマには
犯人の追跡劇だけではなく
推理や人間ドラマの要素も加わり
魅力がぐっと増している

 

 

 

 

昔と今のドラマに甲乙はつけられないものの
大きな違いがあるという

「昔の警察ドラマは勧善懲悪で
犯人は悪者でした

しかし最近は、そういう単純な構図ではなくて
犯人側にも人生があり
犯罪へと至る事情があります

一方刑事にも悩みや葛藤があって
追う側も追われる側にもきちんとした人間ドラマがあるんです」と述べている

毎週数多くのテレビドラマが放送されている中
『緊急取調室』(テレビ朝日系)
『小さな巨人』(TBS系)
『CRISIS~公安機動捜査隊特捜班~』
(フジテレビ系)など比較的人気が高いのが
刑事ドラマとされている



日本全国どの地でも我々の生活を
見守ってくれている警察が
ドラマのおかげで身近な存在と
感じられるようになった一方
ドラマを見れば見るほど一体
どこまでが、リアルなのか気になってしまう

例えば元刑事がウソだと口を揃えるのは
「取調室では、かつ丼を食わない」
そんなドラマのウソ・ホントを

『「警察ドラマ」のトリビア~ドラマを
100倍楽しむために』の著書があり
警察監修多数の倉科孝靖氏と

犯罪評論家で元千葉県警部の
田野重徳氏が語っている

捜査一課は殺害現場にいちばんに駆けつける?

警察ドラマではおなじみの
鑑識などに交じって遺体を調査する
捜査一課の刑事のシーンだが

{田野氏は}
「殺人事件では犯人がわからない現場に
捜査一課が中に入ることは、まずありません
場合によっては署長も入れません

ちょっと歩いただけで
髪やすね毛が落ちて、現場が混乱するんです
現場は証拠の宝庫なのに
鑑識活動に影響してしまいます

もし入る場合には、手袋、下足カバーの他に
頭にキャップを被ります
格好が悪くなるので
キャップを被っている刑事をドラマで
見ることはありませんよね」

ホームレスの情報屋がいる?

刑事が情報屋から裏情報を購入するのは
刑事ドラマにはよくある場面
情報屋がホームレスというケースも
実際にあるというが

{倉科氏は}
「彼らは組織化していて
どんな情報を持っているのか
こちらもだいたい把握しています」

捜査員はホワイトボードに
事件の情報をまとめる?

犯人や被害者の写真をホワイトボードに貼って
事件の情報をまとめるのは、見所のひとつだが

{倉科氏は}
「本当はありません
視聴者にわかりやすくする演出です
実際は黒板に模造紙を張って
発生日時、場所、被害者の氏名くらいしか
書きません
突然誰かが部屋に入ってきても
情報が漏れないようにするためです」

誘拐犯からの電話を家族が受けた場合
逆探知をするべく「通話を延ばして」と刑事が
合図をするシーンは

{田野氏は}
「一昔前はともかく
今はデジタルなので短時間で逆探知が可能です
どれくらいの時間が必要かは言えませんが
固定電話も携帯電話も関係なく
だいたいのエリアを特定できます」

刑事は変装して犯人を監視することがある?

犯人を尾行する際や
あるいは身代金の受け渡し現場周辺などで
刑事が変装していることがある

{田野氏は}
「私の得意技でした(笑い)
捜査一課の特殊班にいたとき
捜査用車両には現場作業員グッズを
2セット置いてました

特に身代金目的の誘拐事件などを扱う
特殊班は変装なしでは捜査できません
ちなみにドラマでは電柱に隠れて
張り込みをしていますが
まずそんな刑事はいません」

「犯人は現場に戻る」は本当?

{倉科氏は}
「特に放火は、劇場犯ですから
放火犯は燃える様を見たいわけです
多くが、通行人を装って現場に戻ってきます

ですから、警察関係は燃えてる絵ではなく
集まった野次馬を撮ります
写った人物を照会して
犯人を割り出すことがあります」

1度のミスで出世が断たれる?

『小さな巨人』では、異例のスピードで
出世を重ね
警視庁史上最年少で警部に昇任した
香坂(長谷川博己)がある飲酒運転の
取り調べでミスを犯し芝署に左遷されてしまう

1度のミスがその後のキャリアに影響を
与えるとの描写があったが
ドラマ『半沢直樹』で描かれた銀行員のように
警察も1度のミスで
出世が断たれてしまうのだろうか?

{田野氏は}
「1、2年くらい、けじめをつけるために
左遷することはあります
その辞令を出した者も
処分をすれば体面を保てますから

また元の部署に戻れます
ただし、そのまま外されてどこに行ったのか
わからなくなった人もいます」

公安はメモを取らない?

警視庁公安部が舞台の『CRISIS』
捜査官の稲見(小栗旬)と田丸(西島秀俊)は
聞き込みをしているときに手帳にメモをしていないちょっと不安になるが、実際も?

{倉科氏は}
「公安に限らず、刑事もあまりメモを取りません
一般人などに話を聞きながらメモを取ると
相手を圧迫してしまうからです

覚えられないような場合は
手にした新聞や雑誌に走り書きする程度
私も現役時代
人前で手帳を広げることはありませんでした

刑事によっては、ズボンのポケットに
小さなメモと短い鉛筆を入れて
ポケットの中で書いていました」

聞き込み時の情報提供に謝礼は出す?

豊洲署編と題されて始まった
『小さな巨人』の後半
物語はまるで“籠池騒動”を彷彿とさせる

そんななか、警視庁刑事部捜査一課から
豊洲署に異動した山田(岡田将生)が
聞き込み中に、情報提供者に謝礼の話を
持ち出すシーンがあったが

{田野氏は}
「出ます。こういう情報を得て、こういう効果が
あったと報告書を提出して
署長に決済をもらいます

捜査費、という予算がちゃんと組まれています
その場で現金で払うことが多いのですが
だいたい5000円から1万円で
領収書をちゃんと書いてもらいます」

だからといって、ガセネタもあるから全員に
支払うわけではない

{田野氏は}
「これは有効だというものだったり
何度も連絡をして迷惑をかけた場合
捜査協力費として支払います

今では自腹のことはほとんどありませんが
平成のはじめ辺りは捜査費がまだなかったので
自腹で払ったものです

私も居酒屋で接触して、7000円ほど
自腹を切りました
何度も同じ家に行くときには3000円程度の
菓子折りを持って行きますが
それも自腹でした」

キャリアとノンキャリアは仲が悪い?

ノンキャリアとキャリアの確執は
『踊る大捜査線』(フジテレビ系)の
青島(織田裕二)と室井(柳葉敏郎)のように
よく見る光景だが…。

{田野氏は}
「キャリアとノンキャリアでは採用自体が違います
キャリアは警察庁に採用される国家公務員
ノンキャリアは都道府県の
警察官採用試験を受けた地方公務員です
本部や所轄に勤務します

キャリアが現場に来ることはありますが
仲は悪くありません
そもそも階級も役割も違うので
けんかになりようがないのです」

仲が悪いのは公安部と刑事部だと
田野氏が続ける

「表立って衝突はしませんが
ドラマで描かれているとおりですね
例えば公安は刑事の情報を引き出すけど
一切情報をくれません

2004年に千葉の『いわし博物館』が
大爆発した事件があったんですが
原因がわからなかったのでテロの可能性で

爆弾を仕掛けたことに対応するのは
捜査一課の特殊班の仕事なので
公安と2本立てで捜査が始まりましたが
公安はわれわれの情報をつまみ食いして
先に上に報告していました」

スポンサーリンク

スポンサーリンク

5時間前
そんなこと言ったら、刑事ドラマなんて全部嘘。
2017/06/05 10:03
いや、ドラマがすべてウソ
それを楽しんでるんだから
2017/06/05 10:15
それを言ったらさ(笑)
医療モノも探偵モノも学園モノも何から何まで・・・ねぇ。
2017/06/05 10:50
映画『県警対組織暴力』は昭和30年代の警察組織を丁寧に描けている。
2017/06/05 10:54
犯罪者には知られては困るのでリアルに
描かれても困る捜査手法もあるんじゃない?
2017/06/05 10:59
鑑識も現実だと独立した部署だから、
担当刑事が顎でこきつかえるような存在じゃないんだよね。
場合によっては鑑識の方が階級が上のこともありえる。
2017/06/05 11:01
まあ、最近は、ありーの時代が過ぎたからな
踊る大捜査線は、かなり俺の影響を受けてたからな
ありーのからの、みたいなみたいな
最近は
2017/06/05 11:04
基本嘘なんだけど、何処に本物を入れてそれらしくするかだよね。
フジの警察ものは最低。
2017/06/05 11:05
もうドラマの時点で嘘だからw
2017/06/05 11:10
>基本嘘なんだけど、何処に本物を入れてそれらしくするかだよね。
>フジの警察ものは最低。
テレビの記事になるととにかくフジを叩く人。
2017/06/05 11:15

主役の刑事は犯人に撃たれても都合よく弾が外れるとか

2017/06/05 11:16
まあ時代劇に比べれば現代劇の方がはるかに信憑性が高い。
設定がメチャクチャな時代劇でもそれを承知で
楽しむお客が沢山いるのだから、
刑事ドラマも実際と相当にズレがあってもお客が楽しければ成功だよ。
2017/06/05 11:17
ドラマWはまあまあリアルにキャプを庇いてるけど、
まず遺体との対面はあり得ないと元刑事さんがテレビで言ってた
現場に入るときは、遺体もないし、
鑑識も終った後でないと入れないって
2017/06/05 11:18
十津川警部「カメさん、私たちも○○線に乗ってみないか?」
2017/06/05 11:27
現場も普通はブルーシートが張り巡らされ、
上空からでない限り中を見るのは不可能な状態なはず。
ドラマみたいに野次馬が覗き込んでて、
転がってる死体の前に関係者つれてきて事情聴取とかありえないw
2017/06/05 11:34
>『県警対組織暴力』
脚本、笠原和夫ですね
川谷拓三が取調室で素っ裸にされるシーンが最高だった。
極道に直接取材できた時代の映画はやはり違う。
アウトロー側から見たリアルな警察組織を描くことができた
俊藤浩滋なんて何処かの親分の取調べ調書を入手してきて、
これを参考にしろ、なんて言っていたらしい
2017/06/05 11:38
映画やドラマは空想に過ぎない
過去に創られた西部劇もウソが多い
1対1の早撃ちは無かったし
あのガンベルトは当時存していない演劇用
コルトのピースメーカーすら開拓時代後に普及したもの
日本の時代劇も多くがファンタジーです
2017/06/05 11:43
そういえば昔の刑事ドラマは白い粉があると刑事が舐めて判定してたなw
2017/06/05 11:49
カツ丼は?
2017/06/05 11:51
>設定が昭和30年代頃で止まってるんだよな。
あの当時は新聞記者が取調室にも自由に出入りして
犯人にインタビューしていたことも。
実際、逮捕された花形敬が警察署で
インタビューを受ける映像がyoutubeにあった。
『県警対組織暴力』で描かれた癒着は、
さすがに暴対法以後は無くなったのかと思いきや、
愛知県警の情報漏えい(弘道会系組織やこの前の
金塊強奪事件)事件を聞くとまだまだこの問題は根が深そうです。
『県警対組織暴力』で川谷拓三のシーンが1番良いのは当たり前として
汐路章扮する反共刑事も好きですね。
「ヤクザなんかアカの連中と比べたらそりゃあ可愛いもんじゃ」
「ヤクザなんかどうでもええ!
それよりアカを撃滅せにゃ日本はようならんのじゃ!!」
2017/06/05 11:52
科捜研が現場に臨場したり検死したり、
刑事と一緒に犯人捕まえたりね。
2017/06/05 11:53
死体のある現場に、真っ先に鑑識と一緒に
刑事が入って話すって時点で無いらしいな
2017/06/05 11:55
そりゃフィクションなんですから面白くするために
実際とは違うように作ってるでしょ。
でも現実どうりに作ったものなんて
見る側も求めてないしわかって見てると思いますけどね。
2017/06/05 11:59
>カツ丼は?
差し入れ自腹ならおk。
刑事が奢ってあげると利益誘導になって
自白とか無効になったりするらしい。
本人のものだったら取調べ中でも
タバコを吸わせたりとかの便宜は図っているらしい。
2017/06/05 12:00
こんなん信じる人がおるけえ、
ワザワザこのドラマはフィクションでありとか当たり前の事を
書かなきゃいけないんだよ。
常識をもちなさい
2017/06/05 12:00
>そんなこと言ったら、刑事ドラマなんて全部嘘。
だからそういう記事なんですけど?
2017/06/05 12:06
まあまあいいじゃないですか。楽しければ。
ちょっとだけ??な点について挙げれば
○科捜研の女
警察官でない科捜研職員が現場に行くことはあり得ない。
警察官である鑑識係員が収集した証拠を分析するのがお仕事。
○相棒
山西さん演ずる組対五課長が首席監察官に敬語は使わない。
同じ警視でも組対五課長は所轄署の署長経験者で、
首席監察官は副署長経験者。
○法医学教室の事件ファイル
送致前の事件捜査段階で警察署に検察官が来ることはない。
○警視庁捜査一課9係
係長(警部)と刑事部長は出てくるけど、
その間の管理官(警視)・理事官(警視)・一課長(警視正)
参事官(警視正)が出てこない。
また、殺人事件の捜査では本部ではなく所轄署に
特捜本部が設置されるはず。(本部にはスペースがない)
踊る大捜査線はわりとリアルで、楽しんで観ていました。
2017/06/05 12:06

女の人が働く科捜研では
「あったらいいな」の技術がたくさん登場する。

2017/06/05 12:08
あと昔のドラマで取調べ中に刑事が
「吐け!」とか言って顔面殴る場面。
あれも嘘。取調べ中に暴力を振るう際は、
後が残らないよう顔面は殴らない。
分厚い電話帳で腹を殴ったり武道場で柔道の技をかけたり。
ただし大阪府警捜査4課は顔面でも容赦なく殴るらしい。
東京の地上げ屋がバブルの時大阪で強引なことをして
府警にしょっぴかれて4課の取調べを受け
警視庁の取調べと同じような態度をとったら
「大阪府警なめとんか!」と言われてパンチをくらい
前歯を無くしたという話が宮崎学の『突破者』に出てくる。
2017/06/05 12:23
今に「警視庁に特命係なんて存在しない」とか言い出しそうだな。
2時間前
俺は地元の繁華街で電柱に隠れて張り込む刑事を見たよ。
誰が見ても刑事にしか見えなかったけど。(*´∀`)
2時間前
↑それただの探偵じゃね
30分前
機捜隊と広域捜査隊はドラマが参考にされてるよ と。
5時間前
西部警察は空想の物語です。
一所轄が全国を飛び回ったり、毎回犯人を射殺したりません。
なにより、所轄にあの様なパトカーはありません。
1時間前
zan*****
麻生刑事部長(鈴木瑞穂)
「倉本君、これが次のターゲットだ。やってくれるかね?」
「警察の威信が掛かってる。失敗は許されん」
倉本省(渡哲也)
「今の自分には関係ありません」
1時間前
「傭兵くずれ」や「防衛隊(現実世界の自衛隊)上がり」の犯人たちが、
ごくカジュアルな感じで凶悪犯罪をこなす。
21分前
フェアレディZ乗ってる刑事w
降りた瞬間ショットガン撃つ警察は日本にはいないですよね?(笑)
6時間前
一課長「あぁ~あそうだよ!!(大見得)」
4時間前
見ている方も本当の事ばかりとは思ってない。
小さな巨人みたいに登場人物が一つの所轄にまとまって異動とかも無さそう。
4時間前
不覚にも笑ってしまった
3時間前
ははは!我が家でもあのシーンで家族中爆笑。
今思い出してもに奴いちゃう。
違う意味でさすが香川さんとおもった。
5時間前
崖の上で真相を話し出す犯人も、たぶんいない。
3時間前
京都だと、どこかの寺の通路とか千本鳥居?とかで
自白するのがパターンですよねv
あとは、なんかの水道橋の下とか。
シリーズによって最後が決まってるのが多かったな。
そう考えると、名取裕子さんの「監察医~」は
ワンパターンになってないから脚本家さんスゴイw
3時間前
いや、君はわかってない。
実際に崖に行くとしゃべりたくなるのである。
2時間前
火サスの定番ですね。
水戸黄門の印籠並み
5時間前
青島君は、『刑事ドラマの
見過ぎ』って言われてましたね
第一話で(笑)
5時間前
セクシー大下とダンディー鷹山はいないってのか?
1時間前
何か最近の刑事ドラマの音楽って、
作風に相応して、とにかく陰険臭いのばっかりで
小比類巻かほるの曲に合わせて、犯人を追っかけるとか
恭兵さんみたいに唄って走っていう
場の盛り上げ感が、最近の刑事ドラマに全くないから
とにかくつまらんわ。
3時間前
ビートたけしはフライデー襲撃事件で逮捕されたとき、
自腹でカツ丼買わされたのは有名。
3時間前
テレビでやってた実際の警察官トークで
張り込みの時の食事にあんぱん派が意外と多くてびっくりした
29分前
利益供与になるからね
取調室で無料で出るのはお茶と水だけだったと思ったけど
4時間前
ウソだから面白い。
5時間前
刑事ドラマに求めるのは本物ではなく、本質。
3時間前
私の意見は違うな。
刑事ドラマとハリウッド映画には
火薬の量と炎のCGの質が求められている。
3時間前
主役が現場サイドにいると結局現場偏重になってしまう。
挙句に捜査一課長や管理官が機捜隊の班長みたいなことしてる。
そこで本質はほぼ失われるわけですよ。
4分前
新宿署のマル暴担当の刑事さんが知り合いにいたけど、
踊るシリーズにで出た「逃亡者木島丈一郎」の主役を演じた寺島進さんに近い
感じで歌舞伎町をうろうろしてましたけどwww
一般人からみたらどうみても「やーさん」って感じだわwww



5時間前
こんな見出しでよく記事書いて出せるね・・・
「えー嘘なの!」ってなるかーーーーーー!
3時間前
バラエティ番組なんかで散々言われてるようなことだよね。
いまさら感がすごいんだがw

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

サブコンテンツ
2017年8月
« 7月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

このページの先頭へ

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。