俳優山田孝之が東京都北区赤羽で過ごした2014年夏の記録

山田V

役者としての苦悩を抱えた末の決断

2015年1月9日に放送を開始した
テレビ東京系「山田孝之の東京都北区赤羽」

冒頭は、山下敦弘監督・山田孝之主演の映画「己斬り」の撮影風景
血しぶきをあびた浪人姿の山田孝之が映し出され
自らの首に刃を当て、決め台詞のあとに自害するというシーン

役と同化してしまったあまり
「偽物ではしねない、しぬために真剣を持ってきてくれ」と
言い出す
そんなことをすれば山田孝之が本当にしんでしまうと
撮影は中止された

役との境が見えなくなり
今まで持たないようにしていた自分という
”軸”を作りたいと語る

それには東京都北区赤羽に行ってみたいと
決めたところから
12話に及ぶドキュメンタリー番組が始まった

2015年に起こった赤羽ブームの
火付け役なったのかも知れない

なぜ赤羽に決めたのか

当時、漫画家・清野とおる作「ウヒョッ! 東京都北区赤羽」を読んで
いたく感銘を受けた山田

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そこには本当に存在する
自由に生きる個性的な赤羽の人々の姿が描かれている

赤羽に行けば自分の”軸”を作れるはずと
映画監督・山下敦弘に説明をして
自分の姿を撮影してくれるように頼み込む

「自分を見つめなおすため
役者を10年間休業する」と宣言し
赤羽に降りたった山田孝之は
導いてくれた恩人”清野とおる”と出会う

赤羽の人々に会い、カルチャーショックを受ける山田

タキシードを着てポニー2頭を連れたマスク姿の男性が
”清野とおる”である

これから始まる赤羽での生活に、漠然とした不安と期待を感じさせる
インパクトある出会いを果たした

山田孝之の来訪に喜んだ清野は
赤羽を案内してまわる

漫画にも登場している「ナイルレストラン」にて
清野が集めた赤羽の住人たちによる歓迎会の宴が催された

戸惑いながらも
すすめられるがままにカラオケでイエローモンキーの
「カナリア」を歌う山田孝之の姿に
これから暮らす赤羽に、とけ込もうとする素直さが感じられた

2014年夏、映画の役作りが不調でスランプに陥った際に
清野とおるの漫画『東京都北区赤羽』と出会い
感銘を受ける

舞台となった東京都北区赤羽に魅力を感じた山田は
山下敦弘監督に「自身の赤羽での風景を撮影してほしい」と依頼
赤羽の住人との触れ合いを描き
完成した映像は当初は2時間程度の
ドキュメンタリー映画となる予定だったが
テレビ東京から「2時間程度じゃもったいない」との提案で
1話30分・全12話のドキュメンタリードラマとなり
2015年に『山田孝之の東京都北区赤羽』のタイトルで放映された

『山田孝之の東京都北区赤羽』とは何だったのか

漫画『ウヒョ!東京都北区赤羽』の作者
清野とおる氏他

漫画にも番組にも登場した個性豊かな
赤羽の住人たちも顔をそろえ
司会を務めたダイノジ・大谷ノブ彦を翻弄

スペシャルゲストとして、山田の上の姉で女優の椿かおり
下の姉で歌手のSAYUKIも出演し
山田三姉弟がイベント初共演
SAYUKIは尾崎豊の名曲「I LOVE YOU」を歌唱し
混沌(こんとん)としたイベントを少しだけ浄化した

山田R

ドキュメンタリーとドラマを融合

2015年1月よりテレビ東京ほかで金曜深夜に放送された
『山田孝之の東京都北区赤羽』が3月27日 深0:52最終回を迎えた

東京・赤羽を舞台に、俳優・山田孝之が地元の人たちを巻き込んで
動き回り、一人の役者としての“崩壊”と“再生”を見せてきた
ドキュメンタリーとドラマを融合させた独特なタッチで注目を集め、
Yhooトピックスに2度も番組に関する記事が掲載される“快挙”に、同作を撮った山下敦弘監督と松江哲明監督も
「ウヒョ!」とびっくり

山田孝之と2人の姉

山田孝之には2人の姉がいる

両方とも芸能人で
”椿かおり”は、モデルをやっており
もう一人は”SAYUKI”という芸名の歌手です

姉弟とも仲が良く中学生の頃は一緒に
買い物によく出かけていたという

”椿かおり”のほうは女優として100本以上の
映画や舞台で活躍している

”SAYUKI”は幼い頃より歌手になることを夢に見
20歳で歌手デビューを果たし
その後ニューヨークでモデルとして活躍

2010年に帰国し芸能事務所を設立し
音楽活動を通して全世界に向け音楽を配信する傍ら
美容家として色々手がけている

2014年6月10日に一般男性と結婚 している

山田孝之の主な出演作品

山田H

2001年 NHK「ちゅらさん」古波蔵恵達役

4月~9月に放送された朝の連続テレビ小説で
一躍名前と顔が売れたのは言うまでもないが
主役の国仲涼子の弟役として、広くお茶の間に親しまれ
10代のさわやかな少年で初々しさと懸命さが感じられた

2003年には「ちゅらさん2」
2004年には「ちゅらさん3」
2007年には「ちゅらさん4」が作られたほどで
反響の大きさがうかがえる

2006年 TBS「白夜行」桐原亮司役

東野圭吾原作で
残酷な運命に導かれて追い込まれていく少年~青年を演じ
シリアスで難しい役どころを見事に演じきった作品

「悪い役をやりたい」と熱望していた当時
初恋の少女のために犯罪を犯す複雑な役どころは
挑戦しがいがあったようである

2010年 MBS/TBS「闇金 ウシジマくん」丑嶋馨役

闇金社会をシリアスに描いた真鍋昌平原作の漫画を実写化

深夜枠のドラマだったが
2012年に映画化され、続編も放送
2014年には、映画の続編も公開されたヒット作

「ウシジマくんを演じたのではなく
山田孝之がウシジマくんになったんだ」と本人が言うほど同化し
『ウシジマ役とほかの役』と言い切るほど
役者としての変貌を遂げた作品である

2010年「電車男」

ネットから生まれた大ヒット小説の映画化
女性に縁のないオタク青年に扮し
今までにはない違った顔を見せ
どんな役柄も軽々とこなすことを証明した
作品となったのでは無いか

映画では

2007年 公開「クローズZERO」
2009年 公開「クローズZEROⅡ」

不良生徒ばかり集まった悪名高い鈴蘭男子高校で
主演の小栗旬のライバル役に

泣く役が続いたのでイメージをがらりと変えたかったと
髭を生やして前髪を上げて見た目から変身

撮影前にボクシングジムに通い
殴ることより殴られる感覚を覚えて挑んだという

セリフが少なく、ケンカに明け暮れる役どころだったが
小栗との身長差を感じさせないパワフルなケンカシーンと
不良になりきった鋭い眼差しで、強い存在感を示した

2012年 公開「ミロクローゼ」

山田演じる主人公の男が理想の女性と出会い恋に落ちるが
幸せな日々は長く続かず、女は突然去っていく

女の幻影を求めて時空を越えてさすらい
波乱万丈な冒険を繰り広げるという
3部構成のラブファンタジー

2013年 公開「凶悪」
山田曰く
面会室のシーンが何回か出てくるんですけど
それは二日間で撮ってるので

僕演じる藤井という役は
最初から最後にかけて気持ちの変化があるので
まとめて撮ってる分集中してやらなきゃいけなくて
これは普段やらないことなんですけど

気持ちの変化がすごいあるであろう所に
線を引いて段階を作ったんです
3?4段階にしようと思ったら

最終的に11段階になっちゃったんですけど
カットがかかる度に
次はこれこれこういうことがあってこうなってみたいなを確認して

段階をちょっとずつ上げていって
そこはいつも以上に意識してやってはいました

死刑囚が告白した余罪を追及する主役の藤井を演じた山田孝之
悪役2人と対峙したジャーナリスト役で絶賛されたが
「全然ダメです」と自身を評価

ノンフィクションである残酷な事件を伝えた本作は
世に強い衝撃を与え、作品としては高評価を受けたが
山田はどこまでも冷静に自己を律していた

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